
日本では奄美諸島、沖縄諸島にしか生息しないハブ。古来、台湾方面から北上してきたと言われている。奄美では次のような伝説が伝えられている。「昔、琉球王から薩摩藩主に珍しい生き物としてハブを献上する為に壷の中にハブを入れ輸送中、台風に遭遇し船が沈没。その壷が奄美の枝手久島(宇検村)に漂着し奄美全土に拡がった。」迷惑な話だ。ハブはご存じのように猛毒を持つ。草むらにむやみに近づかない事が賢明だ。一方ハブは昔から健康食品や傷薬に加工され民間療法が行われていた。奄美では人とハブは共存共栄の道を歩んで来たといえる。奄美では古くからハブを「マジムン」(魔物)と呼び、ハブの革や骨を身につけると魔除けになるといい、金持ちになれるとも。そんなエピソードを添えれば、ハブ製品はセンスのいいお土産だ。(写真は「原ハブ屋奄美」にて)